Bigtincan Hubのチェーン飲食店での活用法

現在、いわゆる「外食産業」と言われる飲食店は様々な課題を抱えています。様々な店舗がありますが課題としては共通するものもあり、例えば以下のようなものがあります。

・コンビニ食などの「中食」の台頭
・市場規模に対し店舗数が多い
・食材価格の高騰
・曜日ごとに客数にバラツキがある
・人材確保、人材教育が十分でない

これらの課題を”Bigtincan Hub”を用いて解決できないか、という観点から”Bigtincan Hub”の活用法を検討したいと思います。ここで、”Bigtincan Hub”側に何ができるかということを少し考えたいと思います。”Bigtincan Hub”は「端末間」で「ファイル共有」をするアプリであり、チェーンの飲食店の各店舗にタブレットのような端末が一台あるような状況を想定すると、「店舗間」で「情報共有」が可能になると言い換えることができます。

上述した課題のうち、「情報共有」のソリューションが最も活かせそうな「人材」関係に限定してみます。一人の非正規雇用者が、特定の店舗に関わるようになってから関わりを無くすまでのステップと、その時々で想定される課題は以下のようにまとめられます。

①応募:応募件数が少ない
②面接:面接当日に来ない
③教育:十分に時間を割けない
④運用:職場に定着できない
⑤退社:すぐに辞めてしまう

このステップごとの課題の中で、特に”Bigtincan Hub”を用いて解決できそうな箇所と、それぞれについて考えられる打ち手は以下のようにまとめられます。

①⑤←面接情報を共有し、一つの店舗で落ちてしまった人を他店舗に紹介
   勤務態度などの情報を共有し、辞めてしまった人を他店舗に紹介
③ ←写真・動画形式のマニュアルを作成し、他店舗にも公開
④ ←アンケート機能を用いて、職場環境に対する意見を募る
   また、アンケートを日程調整として用いて打ち上げなどを企画する

「情報」について、溜め込むだけではなく「活用」してこそ意味があるとはよく言われることです。

多店舗展開されることの多い飲食業という業界は、各店舗の情報を「共有」し「活用」するメリットが非常に大きく、またその効果も出やすい業界と言えます。情報の「共有」に関する課題は、Bigtincan Hubなどのクラウドサービスを導入することである程度の課題解決を図れます。導入したクラウドサービスを本当に「活用」するには、ある程度のアイデアが必要になってきます。弊社スタッフが親身になってコンサルさせていただきますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。